今回は2023年12月からのChill Seasonで追加される11枚のカードについて書いてみます。
はじめに
2023年12月のChill Seasonから新スペシャル2枚とブキマイナーチェンジ9枚の合わせて11枚のカードが追加されます。実装される前ですが、各カードの使い方や思うことを書いていきます。
前シーズン同様、各カードの期待度もS,A,B,Cの4段階で評価してみました。
各カード
・スミナガシート S
スミナガシートは6×6マス形状のSPカードです。斜射程が11マスと全カード中1位タイの斜め進行性能があります。(同率1位はマメブキチ&ツブブキチ)スペシャルアタックでの侵入に加え、素置きでも斜めの壁になるので評価Sにしました。かみなりステーションやふたごアイランドでは斜射程を意識したいので、採用してみようと思います。
余談ですが、6×6マス形状なら斜射程は12になるのでは?と疑問に思った方用に、斜射程の説明を書いておきます。斜射程は最も離れたマスの斜め距離を下図のようにして数えています。単純に横と縦を足してしまうと、ジムワイパーが6+1で斜射程7となってしまい、なんだか違和感があるのでこの数え方にしています。これを機に斜射程を意識してみたい方用に上位カード一覧表も貼っておきます。
・ウルトラチャクチ B
ウルトラチャクチはバレルスピナーのような形をしたスペシャルカードです。横縦どちらも5マスなので、6マス進行のカードと比べて敵陣侵入に使う際には不利になります。またスペ連もしにくい形状なので、評価は低めのBにしました。斜射程と塗り返し性能は高いので、試しに採用してみてもいいかもしれません。
・ボトルガイザーフォイル C
ボトルガイザーフォイルはかなりいびつな形をしています。4×5と幅を取るので7マスカードなのに中盤で既に置けない場合が多く、置けてもSPがたまりにくい形をしているため、使い勝手が良くないカードです。画期的なコンボが見つからない限り使われないカードだと思います。ちなみにバレルスピナーのカード内にはボトルガイザーフォイルがSP位置も一緒でぴったりおさまるみたいです。何かで使えるかもしれないです。
・ホットブラスターカスタム A
ホットブラスターカスタムはステージ角でSPをためられるカードです。ホットブラスター、S-BLAST92、ロングブラスターとは逆向きです。単体で比較的使いやすくダイナモローラーなどの角ばったカードと相性がいいので少し期待しています。
・S-BLAST91 A
S-BLAST91もホットブラスターカスタムと近い評価です。無印のS-BLAST92はホットブラスターより少し使いにくいイメージがあるので、評価をBにしようか迷いましたが、ほとんど同じ枠なので両方Aにしました。
・スパイガジェットソレーラ C
スパイガジェットソレーラは傘の持ち手の部分が反転したスパイガジェットです。かなり特殊な形をしており、想定したコンボ以外ではスペシャルをためるのが難しいカードです。しかし、スペシャルマスが持ち手部分と遠いおかげでスパイガジェットとスパイガジェットソレーラどちらも待てるコンボもあるらしいので、少しだけ期待しています。
・スプラマニューバーコラボ B
スプラマニューバーは8マスでスペシャル位置が優秀なカードです。しかしカード形状がいまいちぱっとしないため、強くもなく弱くもないカードという印象です。無印スプラマニューバーではエゾッコリーとの2手コンボがありますが、スプラマニューバーコラボはエゾッコリーとのコンボがなくなり、使いやすい2手コンボがないので、影が薄いカードになりそうです。8マスでスペシャル位置が優秀なので、こぢんまりスタジアムが一番の活躍の場所な気がしています。
・フィンセント・ヒュー B
フィンセント・ヒューは持ち手の部分が逆向きのフィンセントです。ヒューだったら置けたという場面にほとんど遭遇しないので、実質2枚目のフィンセントです。ふたごアイランドでは、フィンセント単体でSPを貯めることができるので、2枚積みしたデッキはありかもしれません。
スペシャル位置的にフィンセントを使ったコンボは斜めに広い空間が必要になり、実用的ではないと思います。フィンセントに関しては単体での使用感がすべてな気がしています。
・ジムワイパー・ヒュー C
ジムワイパー・ヒューは無印からスペシャル位置が1マス移動したカードです。ジムワイパー自体のカード形状は悪くないですが、近い形状のカードにドライブワイパー、ドライブワイパーデコ、タワー、スプラチャージャー、スプラチャージャーコラボがあります。隙間埋めならドライブワイパー、攻め用ならタワーやスプラチャージャーに役割を取られてしまいます。ジムワイパーですらあまり選ばれないカードなので、ジムワイパー・ヒューはさらに選ばれにくいカードだと思います。(バトルでもサモランでも最強格なのでナワバトラーくらい微妙枠にいてほしいです。)
・LACT-450デコ A
LACT-450デコは無印LACT-450からスペシャル位置が移動したカードです。評価Aにしましたが、LACT-450の2枚目が欲しい場合のみ採用することになると思います。無印と比べて司令LACT-450コンボでLACT-450がたまらなかったり、壁置きでアロメを待つ形が角置きでしかできなかったりします。さらに前置きや相手のカードと被せた際にスペシャルがたまりにくいです。唯一スペシャルの起点を前に出せるので無印の完全下位互換ではありませんが、ほぼ完全下位互換と言っていいと思います。トライストリンガーとLACT-450の通称弓弓コンボは健在なので、弓弓弓弓型のデッキを組めるようになったのはありがたいです。
・R-PEN/5B B
R-PEN/5Bもジムワイパーに立ち位置が似ています。縦7マスのカード(通称7縦)は他にスプラチャージャー、スプラスコープ、ヘビ、リッター4Kがあり、役割を取られるため採用されにくいカードです。枝が両サイドに生えているので壁沿いに置くことができず、スペシャルをためるには壁を使わずに両サイドを埋める必要があります。さらに無印R-PENは踊るギャングスターウツホとのコンボがありましたが、R-PEN/5Bは枝の位置が悪く、踊るギャングスターウツホに差し込んでもスペシャルがたまりません。正直良い点が浮かんでこないので評価Cの予定でしたが、腐っても7縦なのでBにおさえました。どちらか枝をちぎれば評価Sになります。
さいごに
今回は2023年12月からのChill Seasonで追加されるカード11枚について書いてみました。評価を低めにしたカードが多いですが、画期的なコンボが見つかれば一気に採用率上位のカードになり得るので、今後のコンボ開拓に期待しています。新オカシラ「ジョー」のカードが来なかったのは少し残念ですが、来シーズンまで待ちます。
またデッキ紹介やデッキ構築に役立つ情報まとめたいと思います。何かありましたら、TwitterのDMやコメントで教えていただけるとありがたいです。