べにすんの日記

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ナワバトラースペシャル考察 part1(カード単体編)

今回はスペシャル考察記事です。1つの記事にまとめたかったのですが、長くなりそうなのでpart1で区切ります。今回はカード単体の性能に着目しています。

はじめに

 対戦で使用できるスペシャルウェポンは2023年4月の時点で17種類あり、ナワバトラーにおいてこれらのスペシャルカードは、スペシャルマスなし、必要SP3、12マスカードで統一されています。

 これらのスペシャルカードは他カードと比べてマスに対する必要SPが少なく、スペシャルアタック時の塗り返し能力が高いため、デッキに1-2枚程度採用し終盤に使用すると逆転を狙えるカードです。今回はこのスペシャルカード17種類について考察してみました。

スペシャルカードの例:ウルトラショット

どのスペシャルが強いのか?

 この記事を読んでくださっている方の中は、最強スペシャルが知りたい方も多いと思います。しかし、場面やステージ、使用デッキによって強さが変わってくるのでこのスペシャルが最強!と決めるのはなかなか難しいです。今回の記事も結論を出すのではなく、デッキ構築に役立つ考察をするのが目的です。
 しかしどのスペシャルを採用していいかわからない人もいると思うので、おすすめを書いておくとショクワンダー、ウルトラハンコ、ジェットパックです。この3枚は採用率も高く強いですが、その代わりに相手も採用していることが多いので、全塗り返しには注意が必要です。

スペシャルカードを使用する場面

 まずは、ナワバトラーの試合中でスペシャルカードを使用する場面を分けてみます。いくつか分け方がありそうですが、今回は素置き1パターンとスペシャルアタック使用3パターンの4パターンに分けて考えてみます。

・素置き

 手札事故等で初動カードを引けなかったりした際に、仕方なくスペシャルを素置きします。スペシャル素置きは主に下記3つの理由で弱いです。

スペシャルカードを消費してしまうため、終盤の塗り返しが弱くなる。
スペシャルマスがないため、盤面のスペシャルマスが減ってしまう。
・相手が同じカードを持っていた場合、同じ場所にスペシャルを重ねて全塗りされてしまう。

 しかし、小カードを置くよりかはスペシャルを素置きしたほうが陣地取り的には有利になるので、デメリットがありつつも仕方なく置く場面は多くあります。

・中盤(スペ使用)

 中盤のスペシャル使用は相手に壁を作られた際に敵陣に抜けるために使います。この役割は必要SP2のドライブワイパーを使ったりもします。

・終盤(スペ使用)

 終盤のスペシャル使用は最終2-3ターンを想定しています。最終ターンと場面を分けている理由はスペ連(スペシャルを使用して自分のスペシャルマスを貯める)を考えつつ塗り返す必要があるからです。

・最終ターン(スペ使用)

 最終ターンのスペシャル使用です。最大の塗り返し位置を頑張って探して置きます。

カード単体性能

 ここからは各場面でどのカードが強いのかを評価するために、カード単体の性能を見ていきます。海外勢作成のTier表を使ってまとめています。

Create a Tableturf Cards Fresh Season Tier List - TierMaker

・射程

 射程とは、固い言い方をするとカードを長方形で囲った際の長軸の長さのことです。つまりは何マス進めるかです。

スペシャルカードの射程一覧

 射程が重要なのは中盤の場面です。敵陣に抜けれるか抜けれないかに大きく関わってきます。抜けを意識した使い方をする場合は射程6マス以上のカードを採用したいです。

・斜射程

 斜射程とは、文字の通り斜めの射程のことです。最も離れたマス同士がそのマスを含めて縦横合計で何マス離れているかで数えています。

ウルトラショットを例とした斜射程の算出方法 最も離れたマス同士が何マス離れているかを計算

スペシャルカードの斜射程一覧

 斜射程は素置きや中盤の場面で斜めに進みたいときに重要になってきます。かみなりやふたごなどの斜めカードが活躍しやすいステージでは斜射程を意識してスペシャルを選定したいです。また、テイオウイカの斜射程10は、全カードの中でもマメブキチ&ツブブキチに次ぐ2位タイとかなり高いです。

・充填率

 充填率とは、カードを囲う長方形に占めるカードマス数の割合です。ウルトラショットの例だと6×6=36のうち12マスを占めているため、重点率は12÷36で0.33になります。

ウルトラショットを例とした長方形の例

スペシャルカードの充填率一覧

 充填率は終盤や最終ターンの塗り替え時に重要になってきます。特に綺麗に塗られた敵陣に充填率の高いカードを使えると全塗りを期待できます。ただしショクワンダーのようなマスの塊を持った比較的塗り返しが強いカードも充填率では小さくなっているので、単純に充填率=塗り返し能力ではないです。

・最大配位数

 最大配位数とは、空白マスを囲っているマス数の最大値のことです。ウルトラショットでは下図の赤い位置が最大となり、最大配位数は5です。

ウルトラショットを例とした最大配位数の例

スペシャルカードの最大配位数一覧

 最大配位数が高いとその部分でスペシャルマスを囲ってスペ連しやすいと思い、まとめてみました。実際にグレートバリアとエナジースタンドを使ってみてますが、体感スペ連性能がけっこう違います。ただ最大値しか見ていないので、あくまで指標としてください。当たり前ですがスペ連は自カードのスペシャルを囲うことになるのでデッキのカードとの相性もあります。

最後に

今回はスペシャル考察をしてみました。スペシャルを選ぶ際に参考になればと思います。また、ステージ別のスペシャル考察や各スペシャルの使い方、他の塗り返し指標、スペシャル採用率等も調べています。(ブログになるのは・・・おそらく〇年後)

またデッキ紹介やデッキ構築に役立つ情報まとめたいと思います。何かありましたら、TwitterのDMやコメントで教えていただけるとありがたいです。